Turnstile ロンドン公演、Faye Websterが〈I Care〉でサプライズ共演

ボルチモアのハードコアバンドTurnstileが2026年8月28日(金)、ロンドン・Victoria Parkで開催されたフェスAll Points EastのWest Stageに出演した。この日はTyler, The Creatorの2日間のヘッドライナー公演の一日目で、Turnstileはその前段に登場した。4曲目〈I Care〉の演奏中、当日のラインアップには名前がなかったFaye Websterがステージに現れ、共演した。NMEの報道によれば、この共演はバンドのリミックス・リイマジン盤《Never Enough: Versions》のリリースと同日で、Websterが新たに歌い直した〈I Care〉も同作に収録されている。Webster自身のAll Points East出演は翌日(8月29日)に予定されていた。
All Points East 2026 セットリスト(全15曲)
- 〈Birds〉
- 〈Real Thing〉
- 〈Endless〉
- 〈I Care〉(feat. Faye Webster)
- 〈Dull〉
- 〈Don't Play〉
- 〈Drop〉
- 〈Mystery〉
- 〈Sole〉
- 〈I Wanna Be Adored〉
- 〈Look Out For Me〉
- 〈Holiday〉
- 〈Blackout〉
- 〈Never Enough〉
- 〈T.L.C. (Turnstile Love Connection)〉
ステージ上のもう二つの見どころ
セットリスト10曲目の〈I Wanna Be Adored〉はThe Stone Rosesのカバーで、Turnstileはこの2日前にハリファックスのThe Piece Hallでこの曲を初めてライブ演奏したという。このバージョンは今年3月、オーストラリアのラジオ局Triple Jの人気企画Like A Versionのために録音されたもので、バンドは亡くなったベーシストのManiへの追悼として演奏したと語っている。
登場前のBGMにはDolly PartonとKenny Rogersの共演曲〈Islands In The Stream〉が使われ、Partonへの敬意が示された。フロントマンのBrendan Yatesはステージ上でロンドンとバンドの縁について触れ、「a second home for us(僕らの第二の故郷だ)」と語った。ギタリストのMeg Millsがロンドン出身であることにも言及したという。
《Never Enough: Versions》とこの先の日程
《Never Enough: Versions》は、バンドの4作目のアルバム《Never Enough》の楽曲を22組のアーティストが再解釈した作品。参加者はFaye Websterのほか、Elton John、Hayley Williams、Blood Orange、Four Tet、A.G. Cook、Slayyyter、Dying Fetus、Oklou、Floating Points、Panda Bear、Alex G、Julien Baker、Mustafaと続く。オリジナル版の《Never Enough》はNMEで五つ星評価を獲得し、同メディアの2025年年間アルバムランキングで8位に、〈Look Out For Me〉は年間ソングランキング11位に選出された。今年はじめには同作でグラミー賞の最優秀ロック・アルバムを受賞し、〈Birds〉も最優秀メタル・パフォーマンス部門を受賞している。
All Points EastでのTyler, The Creatorの二日目ヘッドライナー公演は8月29日に開催され、同日の出演者にはDaniel Caesar、Baby Keem、Dijon、Ghostface Killah、Syd、Faye Webster、Danny Brown、Jim Legxacyらが名を連ねた。Turnstileは同日フランスのRock En Seineへ移動し、翌日はリスボンのMEO Kalorama、そして翌週からは北米ツアーがシアトル公演で始まる。