mui zyu、日本ツアーで松本公演を開催 9月9日

北アイルランド出身、香港にルーツを持ちロンドンを拠点に活動するミュージシャン、Eva Liu による寝室ポップ・プロジェクト mui zyu が、2026年9月9日(水)に長野県松本の Give me little more. で「mui zyu JAPAN TOUR 2026」松本公演を開催する。共演は松本を拠点とするウィアード・ポップ/サイケデリック・ポップのデュオ TANGINGUGUN。会場は Instagram で公演を告知しており、予約はEメールで受け付けている。
公演情報
- 日程:2026年9月9日(水)
- 会場:Give me little more.(日本・松本)
- 時間:開場19:00/開演19:30
- 出演:mui zyu(UK)/TANGINGUGUN
- 料金:前売¥4,500/当日¥5,000(ドリンク代別)
- 予約:give.melittlemore@gmail.com
2枚のアルバムと創作の背景
Eva Liu はインディーバンド Dama Scout のメンバーでもあり、2021年に個人プロジェクト mui zyu を本格的に始動させた。1stアルバム『Rotten Bun for an Eggless Century』は各メディアから高評価を得て、2025年にはよりスケールの大きい2ndアルバム『Nothing or Something to Die For』を発表している。
主催者によると、彼女の創作の核心には自身のアイデンティティへの凝視がある。成長過程で経験したルーツに関するマイクロアグレッションや同化への圧力への違和感、コロナ禍で激化したアジア系への差別・暴力、そしてロンドンでアジア系女性のコミュニティと出会った経験が、このプロジェクトを始動させるきっかけになったという。
音楽的には中国の志怪文学や民間伝承、神話、さらには『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』などのゲームからの影響が織り込まれている。デジタル処理された古箏(グーチェン)や二胡の音色、残響とグリッチを纏ったローファイなビート、重層的なシンセサイザー、そして中華料理店の厨房の音や家族からのボイスメッセージといったフィールドレコーディングやサウンドコラージュが、現実と幻想の境界が曖昧なドリーム・ポップを構成している。主催側はその音楽性を Japanese Breakfast、Weyes Blood、Nilüfer Yanya、Aldous Harding、Julia Holter らと並べて紹介している。
共演:TANGINGUGUN
TANGINGUGUNは松本出身のデュオ。揺らめくエコーの中に静かな怒りと哀愁を帯びた歌詞、歌謡曲的なメロディーライン、土着的なサイケデリアと微妙なファンクネスを混ぜ込んだ楽曲を作る。近年は歪んだ電子ビートとベース・ギターの生演奏を組み合わせた2人編成でライブを行っている。