U2、The Pogues の楽曲をカバー MacGowan追悼アルバムに収録

U2がThe Poguesの1989年の楽曲〈Yeah, Yeah, Yeah, Yeah, Yeah〉のカバーバージョンを発表した。この楽曲はShane MacGowanへの追悼アルバム《20th Century Paddy – The Songs Of Shane MacGowan》に収録される。同アルバムは今年3月に発表され、2026年11月13日にリリース予定。MacGowanの未亡人であるVictoria Mary Clarkeが主導し、レーベルRubyworksおよびJohn Kennedyと共同で制作された。NMEの報道によれば、これはBruce SpringsteenとDropkick Murphysに続く3曲目の先行公開曲となる。
リリース情報
- アルバム:《20th Century Paddy – The Songs Of Shane MacGowan》
- 発売日:2026年11月13日
- 形式:デジタル版のほか、限定フィジカル版(3LP、2CD、56ページの記念ブックレット付き)
- チャリティ:出演アーティストのロイヤリティの半分をDublin Simon Communityに寄付。ホームレス支援の住居・医療サポートに使われる
公式プレスリリースによれば、選曲はMacGowanが生前「自分自身で手がけたかった」と語っていた曲のリストから選ばれたという。既に公開されている先行曲には、3月に発表されたBruce Springsteenによる〈A Rainy Night In Soho〉のカバーと、Dropkick Murphysによる〈The Body Of An American〉のカバーがある。
参加アーティスト
- U2
- Bruce Springsteen
- Johnny Depp
- The Libertines
- Tom Waits
- Primal Scream
- Hozier
- David Gray
- The Jesus and Mary Chain
- The Murder Capital
- Kate Moss
- Jessie Buckley
- Glen Hansard
主催側によれば、参加アーティストの完全なリストは今後も順次発表されるとのこと。Clarkeは声明の中で、参加した全てのミュージシャン、Rubyworksのチーム、そしてJohn Kennedyへの感謝を表明した。
U2とMacGowanの関係
U2のギタリストThe Edgeは声明の中でMacGowanを「矛盾に満ちた人物」と表現し、Oscar Wildeの言葉「a mask tells us more than a face(面が顔よりも多くを語る)」を引用した。またMacGowanのアクセントや立ち振る舞いについて、パブの語り部からパンクのステージへと続く系譜に自らを位置づけていたと述べている。
両者の交流は深く、U2はこれまでにもThe Pogues作品を複数回カバーしている。2018年に行われたMacGowanの60歳誕生日を祝うコンサートでは、Johnny Deppと共演し〈A Rainy Night In Soho〉を披露した。2023年のLas Vegas Sphereでの公演期間中には、MacGowanの死去が報じられた後、同曲をセットリストに追加した。MacGowanは2023年11月、肺炎により病院で死去、65歳だった。同年12月8日、County TipperaryのNenaghで告別式が執り行われた。