アーティスト
Rick Wakeman、ベトナムで保護された月熊150頭のために演奏

英国のキーボード奏者Rick Wakemanが、ベトナムのタムダオ国立公園(Tam Dao National Park)内にあるクマ保護施設で私的な演奏を行った。観客となったのは、胆汁採取産業から保護され、同施設で保護・回復中のツキノワグマ(アジアクロクマ)150頭だ。胸元の三日月形の白い模様から「月熊(moon bear)」と呼ばれるこれらのクマは、すべて胆汁採取産業出身だという。この一件はStereogumが9月29日に報じた。
背景:保護された月熊150頭
アジアクロクマの胆汁は一部の中医薬で用いられており、ベトナムや中国では長年、業者がクマを長期飼育し、針を使って胃部から胆汁を採取する行為が行われてきた。ベトナムは近年この行為を法律で禁止しており、摘発・引き渡しされた個体は保護施設に移されて飼育されている。
現在、タムダオ国立公園の保護施設には150頭の保護された月熊が回復のため滞在しており、Wakemanの今回の演奏はこの施設の飼育スペースで行われた、チケット販売を伴わない非公開の特別公演だった。
公演の詳細
- 演奏者:Rick Wakeman
- 場所:ベトナム・タムダオ国立公園(Tam Dao National Park)内のクマ保護施設
- 形式:非公開の特別演奏、観客は保護されたアジアクロクマ150頭
- チケット:販売なし(非公開イベント)
- 報道元:Stereogum