アリ、『Blade』特訓で膝故障もMarvelが計画中止

2度のアカデミー賞受賞俳優Mahershala Aliが、Marvelによって中止された『Blade』リブート版について、GQの番組「One More Question」のインタビューで初めて詳細を語った。Aliは2019年にこのコミック原作キャラクターへの出演が決まって以来、何度も延期を経験し、計画は2026年8月に正式終了となった。Aliは撮影に備えて丸1年間トレーニングを積み、その過程で膝を痛めたほか、家族ごとアトランタに移住して待機していたことを明かした。NMEの報道によれば、計画が頓挫した理由について彼自身、今も詳しい事情はわからないという。
1年の特訓と一家での移住、その末の中止
Aliはインタビューの中で、自分がただ「スケジュールを空けて」待っていたわけではないと否定した。計画が動き出せば自分はすでに仕事に取り掛かり、必要な準備を進めていた、という。しかしそれは実現しなかった。彼は、待機期間が繰り返し先送りされる中でもトレーニングを続けていたと振り返り、剣術をはじめとする様々な武術の稽古を積んでいたと述べた。
中止の理由について問われると、AliはMarvel StudiosのトップであるKevin Feigeに話を委ねた。Feigeがこの件を自身のキャリアで最大の失敗だと語ったことがあるとも明かし、Aliもその見方に同意しているという。『Green Book』以降の自身の作品を振り返りながら、『Blade』が実現しなかったことは、自分のキャリアの展開の仕方に確かに影響を与えたと語った。
Flying Lotusが手がける予定だった音楽
本作をめぐる音楽面の話題も、計画の消滅とともに立ち消えとなった。昨年には、プロジェクトが停滞する前の段階でFlying Lotusが本作のスコアを担当する予定だと伝えられていたが、同作は最終的に2026年8月に中止が発表され、音楽制作についてもその後の続報はない。
8月に中止のニュースが伝えられると、ファンの間で不満の声が広がり、SNS上ではMarvelに対する批判のコメントが多数寄せられた。既存の人気キャラクターの映画化がなぜここまでうまくいかなかったのか、疑問視する声が上がっている。