Feltの3人が新プロジェクト「Feel」で37年ぶり再集結

英国のジャングルポップ・バンドFeltの原初メンバー3人が、8月15日(土)にスコットランドで開催されたインディー音楽祭Glas-Goes Popに、新たなバンド名Feelとして出演した。1989年12月のバーミンガム公演以来、実に37年ぶりの同一ステージでの共演となる。この日はFeltの楽曲をすべてインストゥルメンタル版で演奏し、1984年の楽曲〈Primitive Painters〉ではゲスト2名を招いて披露した。NMEの報道によれば、3人が揃って舞台に立つのも数十年ぶりだという。
Feelの編成と演奏内容
Feelの中核をなすのは、Feltの原初メンバー3人。ドラムのGary Ainge(Feltの全10作に参加)、ベースのMarco Thomas、リズムギターのPhilip Kingである。これにキーボードのMartin DaviesとリードギターのAndy Wellingsが加わった編成となっている。
バンドは先月Instagramで計画を発表した際、Feelを「Feltの現在形」と説明。方向性としては、Maurice DeebankとMartin Duffyによるメロディ制作にフォーカスしながらFeltの楽曲をインストゥルメンタルで演奏し、ボーカルのLawrenceが歌っていたパートの一部も器楽的に解釈し直すという。投稿ではFeltのアルバム内側の記述を引用し、楽曲は「バンドによって色付けされる(coloured in by the band)」ものだとし、それが今回の演奏スタイルだと説明している。
Stuart MurdochとRhadikaが〈Primitive Painters〉に参加
公演ではBelle and SebastianのStuart Murdochと新世代のアーティストRhadikaがサプライズゲストとして登場し、バンドとともに1984年の楽曲〈Primitive Painters〉を演奏した。
Rhadikaは公演後、SNSで「父が子どもの頃からFeltの作品を聴かせてくれたことが、自分がドリームポップの制作に進んだ理由の一つ」と綴った。またステージ上でMurdochが「今夜、私たちは互いに自分自身のヒーローを演じている」と語ったことも紹介している。
Feltの10枚のアルバム
Feltは1970年代末に結成され、1980年代を通じて10枚のアルバムを発表した。1982年の1stアルバム『Crumbling the Antiseptic Beauty』から1989年の『Me and a Monkey on the Moon』まで、その後30年以上、バンドとして再結成・活動することはなかった。
現時点で分かっていないこと
- Feelとしての今後の活動予定や追加公演の有無は発表されていない
- 音源リリースの予定については情報がない