アリアナ・グランデ、ロンドンO2で全10公演スタート──公演後は表舞台から一時離れると発表

アリアナ・グランデは2026年8月15日(土)、ロンドンのThe O2(収容人数20,000人)で全10公演の連続公演を開幕させた。これは「Eternal Sunshine Tour」の締めくくりの区間にあたる。初日は約2時間・全26曲で構成され、メインステージは公演が進むにつれて崩壊し草花が生い茂っていく巨大な家のセットが中心となった。これは彼女が2025年に発表した短編映像作品《Brighter Days Ahead》の「記憶消去」の世界観を延長したものだという。英NMEの現地レポートによれば、公演は異世界的な光の中で彼女が会場上空へ昇っていく演出で締めくくられ、短編内の宇宙人による誘拐のエピソードと呼応する内容になっている。
公演の見どころ:2時間で8枚のアルバムを一本の線に
〈Eternal Sunshine〉のパートでは自身の声を重ねるループ演出を披露し、近年力を入れている制作面での手腕を見せた。〈The Boy Is Mine〉では鞭を手にしたパフォーマンス、〈Yes, And?〉ではダンスを伴う演出が展開された。全編を通じてハイヒールを履いてステージ上を動き回った彼女は、間近に控える活動休止期間について多くを語らず、観客への感謝と、《ウィキッド》撮影時に暮らした街であるロンドンについて触れるにとどまった。
セットリストは代表曲と近作の深掘り曲を交互に配置。2016年の〈Into You〉、2019年の〈Thank U, Next〉といった過去の楽曲と、《Eternal Sunshine》収録曲、そして初日のわずか2週間前にリリースされたばかりの新作アルバム《Petal》の楽曲が並んだ。NMEによれば、終盤は表題曲〈Petal〉から〈We Can't Be Friends (Wait For Your Love)〉への接続が特に鮮やかだったという。中盤のZeddとのコラボ曲〈Break Free〉は、この夜で最も歌唱面が際立った瞬間と評された。
ロンドン初日のセットリスト
- Yes, And?
- Positions
- Dandelion
- The Boy Is Mine
- Eternal Sunshine
- Just Like Magic
- Thank U, Next
- 7 Rings
- Imperfect For You
- Warm
- Safety Net
- One Last Time
- Rain On Me
- Break Free
- Twilight Zone
- Past Life
- Dangerous Woman
- Honeymoon Avenue
- Hampstead
- Into You
- Hate That I Made You Love Me
- Kiss Me
- Bad Thing (Bunny Hop)
- Petal
- We Can't Be Friends (Wait For Your Love)
- Supernatural
ツアーの背景と「表舞台からの一時離脱」
「Eternal Sunshine Tour」は2026年6月、アメリカ・カリフォルニア州オークランドで開幕。ロンドンThe O2での全10公演がツアーの最終区間となる。グランデのチームによれば、ロンドン公演終了後、彼女は「表舞台への露出を減らす」考えだという。このタイミングは9月に舞台衣装を片付ける時期と重なるとされ、この決定は彼女の外見をめぐる議論が高まり続ける状況の中で発表された。
グランデはこれまでにスタジオアルバムを8枚発表しており、映画《ウィキッド》の演技でアカデミー賞にノミネートされている。《Eternal Sunshine》は2024年発表、《Petal》はロンドン初日のわずか2週間前にリリースされた。
公演情報
- 日程:2026年8月15日(土)が連続公演の初日、全10公演
- 会場:The O2, London(収容人数20,000人)
- 公演時間:約2時間、全26曲
- チケット価格:主催者未発表