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デフトーンズのチノ・モレノ、アイスランドの死火山内部で3曲だけのシークレットライブ

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デフトーンズのチノ・モレノ、アイスランドの死火山内部で3曲だけのシークレットライブ

デフトーンズのボーカル、チノ・モレノは2017年、アイスランドの首都レイキャビク近郊にある死火山「Þríhnúkagígur」の内部で3曲だけのライブを行った。火山内部で行われた公開ライブとしては史上初の事例とされる。これはデフトーンズがアイスランドのフェス「Secret Solstice Festival」に出演した際の企画で、バンドにとって初めてのアイスランド訪問でもあった。Far Out Magazineがまとめている。

観客20人、徒歩とゴンドラで地下400フィートへ

観客はわずか20人。まず溶岩地帯を約2時間かけて徒歩で移動し、その後は窓拭き用ゴンドラを改造したリフトに乗り込み、6分かけて地下400フィートの火山口内部まで降下する行程だった。この火山は約4,000年前に最後の噴火をしたとされるが、マグマ溜まりは崩落せずに残り、地上のランドマーク建築が丸ごと収まるほどの巨大な地下空洞を形成しているという。

電気ギター1本、緊張の3曲

火山の中に降りたのはバンド全員ではなく、モレノただ一人。エレキギターを抱えて洞窟内に入り、アンプラグド編成で3曲を演奏した。

モレノ本人によれば、出演オファーを受けた当初は「演奏そのもの」よりも「火山に降りること自体」への関心の方が大きかったという。曲目を決めたのも当日ホテルの部屋で考えたそうで、緊張の理由については「エレキギター1本で自分だけで弾く、という編成そのもの」だったと語っている。

この日のオープニングを務めたのは、アイスランドのシンガーソングライター、Snorri Helgason。洞窟内の巨大な岩の上に立ち、火山内部の自然な残響を活かして歌ったという。ステージ前には「気温4度の中では、ギターは音程が高めに、ハーモニカは低めになる」と観客に説明していたそうだ。

降下の様子とチケット価格

リフトは一度に8人までしか乗れないため、観客は複数のグループに分かれて降下した。下降の途中では、色の異なる層が重なる火山岩の壁面が徐々に姿を現していったという。チケット価格は1人あたり約1,380ポンド。3曲のみのライブだったため、単純計算では1曲あたり460ポンドという計算になる。長年火山内部に入ることを夢見ていたという観客が、降下中に涙を流す場面もあったそうだ。

ライブ後、天候急変でヘリが使えず沿岸警備隊が出動

ライブ終了後、地上の天候が急激に悪化し、ヘリコプターでの送迎が不可能になった。モレノにはこの日の夜、別会場での本番ライブが控えていたため、アイスランド沿岸警備隊が対応にあたり、ヘリで近くの空港まで搬送、そこから会場へ向かったという。モレノ自身の言葉を借りれば「あの乗り物から降りて、そのままステージに上がった」形になったそうだ。

元記事(中国語): https://www.artists.tw/news/chino-moreno-volcano-concert-iceland/
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