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XFMの伝説番組『Ricky Gervais Show』放送25周年、なぜ同じ回を聴き続けるのか

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XFMの伝説番組『Ricky Gervais Show』放送25周年、なぜ同じ回を聴き続けるのか

英国のラジオ局XFMで放送された『The Ricky Gervais Show』が今年の夏で25周年を迎えた。プロデューサーのKarl Pilkingtonが手作り感満載の狭い収録ブースで初めて番組に出演してから、すでに四半世紀が経過したことになる。Ricky GervaisStephen Merchant、Pilkingtonの3人による週1回放送のこの番組はとうに終了しているが、いまだに一部のリスナーは同じ旧回を何度も繰り返し聴いているという。海外メディアのFar Out Magazineがこの現象を取り上げ、心理学者への取材を通じて背景を掘り下げた。

25年経っても聴かれ続ける旧回

番組の音源は現在、主に「RSK on XFM」という名称でネット上に流通している。Far Outによれば、リスナー数が増え続けている要因はマーケティング施策や新作の投入ではなく、既存リスナーが自発的に繰り返し再生する習慣にあるという。地方局の週刊番組が、長期にわたって聴き続けられる定番コンテンツと化しているのだ。

番組が生んだ数々のネタは、今もファン同士の合言葉として機能している。DVD『Ladder 49』の景品エピソード、コーナー「The Rice is Right」、常連キャラクターのPaul「The Party Animal」Parker、そしてGervaisがPilkingtonの話を遮って発する「play a record」というフレーズなどだ。Far Outの筆者は、同僚と物語調の楽曲について雑談していた際、〈The Killing of Georgie〉や〈Babushka〉を挙げただけで相手が番組のファンだと分かった、というエピソードも紹介している。

心理学者「馴染み深さがコルチゾールを下げる」

Far Outが取材したのは、英バーミンガムを拠点とするSwift Psychologyの創設者で、Uprawr Mental Health Foundationのカウンセリング責任者を務めるDr Michael Swift氏。同氏は「馴染みがあることは不確実性を減らす(Familiarity reduces uncertainty)」とし、それが神経系を落ち着かせると説明する。

Swift氏によれば、情報過多で選択肢が多すぎる環境において、自分がこれからどんな感情の起伏を経験するかを事前に把握できることは、予測可能なコントロール感覚を生む。研究では、馴染みのあるコンテンツへの反復接触が主要なストレスホルモンであるコルチゾールを低下させることが示されており、これがいわゆる「コンフォートメディア」が繰り返し視聴・聴取される理由の説明になるという。

さらに同氏は、聴くたびにストレスが実際に軽減されたり感情調整に役立ったりすると、脳の報酬回路がその都度強化されると指摘する。刺激と鎮静反応が繰り返しによって結びつき、習慣として定着していく。長期的には、こうしたコンテンツは脳にとって自己調整の手段として認識されるようになる。だからこそ同じ番組が、笑いのためのコンテンツとしても、就寝前のBGMとしても機能するのだ。

元記事(中国語): https://www.artists.tw/news/ricky-gervais-show-xfm-25-years/
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