Stevie Nicks、Dolly Partonを追悼 週末のフェスで追悼公演へ

Dolly Partonが8月25日、米テネシー州ナッシュビルで死去した。80歳だった。訃報は甥のBryan Seaverが事前収録した映像を通じてSNSで発表。所属マネジメントはCBSに対し、Partonが家族に見守られながらVanderbilt-Ingram Cancer Centerで息を引き取ったことを確認したが、短期間のがん闘病だったこと以外、詳しい病状は明らかにされていない。かねてPartonと親交のあったStevie Nicksが長文の追悼文を発表し、8月29日(土)に米カリフォルニア州アーバインで開催されるDaisy Chains Festivalに出演する予定だ。
『Rockstar』録音の1週間
NicksはPartonの2023年作『Rockstar』に参加し、自身が手がけた楽曲〈What Has Rock and Roll Ever Done for You〉をデュエットしている。追悼文の中で、この曲のレコーディングのためナッシュビルでPartonと過ごした1週間を振り返り、「Best week ever(人生最高の1週間)」だったと綴った。
Nicksは、その1週間はまるでマスタークラスのようで、自分はスポンジのようにできる限り多くを吸収しようとしたと記している。Partonが優れた指導者だったため学ぶことは容易く、自分はただ懸命に耳を傾けていただけだったという。またPartonがロックへの挑戦にかけていた決意にも触れ、「自分はロックスターになれる」と語っていた彼女がそれを実現する姿を間近で見てきたこと、当時歌いたいロックの楽曲のリストはまだまだ尽きていなかったことも明かした。
Nicksはさらに、自筆の詩も公開した。「Dolly, Dolly, Dolly」という呼びかけで始まり、ロックとカントリー、そしてそれらの歌を天国まで携えていき出会う人々に歌って聴かせる、といった言葉が綴られている。結びには「あなたのような人はもう二度と現れない」「永遠にあなたを愛している」と記され、「Love Love Love, Stevie」と署名されていた。
音楽界からの追悼の声
同じく『Rockstar』に参加していたPaul McCartneyは、かつてPartonやRingo StarrとThe Beatlesの〈Let It Be〉のカバーで共演した縁がある。訃報を受け、Partonが自分や世界に残してくれた音楽への感謝を述べ、「You were the best(あなたは最高だった)」と書き記した。
Partonの名付け子であるMiley Cyrusも追悼のメッセージを寄せ、これからも永遠に彼女を愛し、誇りに思ってもらえる存在でありたいと述べたうえで、この喪失は皆で分かち合うものであり、これからもあらゆる美しいものの中に彼女の面影を見出すだろうと綴った。
Daisy Chains Festival、全女性アーティストのラインナップ
今週末、NicksはOlivia Rodrigo主催の音楽祭「Daisy Chains Festival」に出演する。会場は米カリフォルニア州アーバイン。同日の出演者は全員が女性アーティストで、以下の顔ぶれとなっている。
- Stevie Nicks
- Chappell Roan
- Bikini Kill
- Doechii
- Mitski
- The Breeders
- Garbage
- Katseye
- Santigold
- Rachel Chinouriri
- Not for Radio
- Die Spitz
- Quiet Light
- Eli
- Karen O
公演情報
- 日程:2026年8月29日(土)
- 会場:米カリフォルニア州アーバイン(Irvine)
- チケット価格:主催者より未発表
本記事の追悼関連の内容はFar Out Magazineの報道をもとに構成した。