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『Metaphor: ReFantazio』作曲家・目黒將司が明かす創作哲学「まず驚かせて、やがて病みつきにさせる」

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『Metaphor: ReFantazio』作曲家・目黒將司が明かす創作哲学「まず驚かせて、やがて病みつきにさせる」

日本のゲーム作曲家・目黒將司(Shoji Meguro)がNMEのインタビューに応じ、Atlusの『Persona』シリーズと2024年の新作『Metaphor: ReFantazio』でいかにサウンドアイデンティティを築いてきたかを語った。1996年の『Revelations: Persona』以降、目黒はシリーズ作ごとに異なる音楽語彙を設計してきた。『Persona 3』ではポップなボーカルとロック、ヒップホップを融合させ、続編ではJ-popへ舵を切り、『Persona 5』ではJamiroquaiに影響を受けたアシッドジャズを採用した。今回のインタビューでは、『Metaphor: ReFantazio』の戦闘曲に使われた仏教読経の成り立ちについても初めて詳しく語られている。

ハード制約の時代から「まず驚かせ、やがて病みつきにさせる」へ

目黒はNMEに対し、PlayStationからPlayStation 2初期にかけてはハードウェアの制約により音楽表現が「完全に自由とはいかなかった」と振り返る一方、それ以降は制約を感じていないと述べた。

自身の創作目標について、プレイヤーがゲーム中であるトラックを耳にした瞬間「え、こんな曲を流すのか」と一瞬戸惑い、時間が経つにつれて「最初は驚いたけれど、実はシーンにぴったりで、もう病みつきになっている」という感覚に変わっていくことだと語った。

『Metaphor: ReFantazio』の読経と独自言語

『Metaphor: ReFantazio』はAtlusの完全新作ファンタジーIPで、プレイヤーはエルダ族出身の孤児を操作し、妖精の仲間ガリカとともにユークロニア王国を旅しながら、国王暗殺と王子が呪いによって昏睡状態に陥った真相を追う。

目黒は当初からオーケストラによる叙事詩的な方向性を想定していたが、プロデューサーの橋野桂から「Atlusらしい、鮮烈で尖った質感」を求められたことで、伝統的なオーケストラ楽曲にエレクトロのパートを織り交ぜ、ドラマ性を強める手法を選んだという。

さらに戦闘曲のスケール感を誇張するため、妙成寺住職の本量惠亮(Keisuke Honryo)に宗教的な読経の収録を依頼した。目黒によれば、本量氏がYouTubeで「Nam Jazz experiment」名義で仏教の読経とジャズを融合させたパフォーマンスを発表しているのを見て連絡を取ったといい、「参加を説得するのに特に苦労はなかった」と語っている。日本仏教の読経はテンポを速めて切迫感を加え、より攻撃的な響きに仕上げられた。

ゲーム音楽にはこのほか、専用に作られた架空の言語で歌われるコーラスパートも使われている。これは単なる背景音楽ではなく、キャラクターの頭の中で鳴り響いているかのような感覚を狙ったものだという。目黒は、音楽を風変わりな方向へ推し進めることにリスクは感じていないと述べ、「むしろ無難な選択をして、新しいIPを『Persona』っぽく聴かせることのほうが、よほど大きなリスクだ」と語った。

5歳のキーボードからAtlusへ

目黒は幼少期から音楽に関心を持ち、5歳でキーボードを習い始めた。その数年後には自分の8ビットコンピューターを手に入れてプログラミングに触れ、これがゲーム開発への興味の出発点になったと語っている。1996年にAtlusへ入社し、2021年にフリーランスへ転身した後も同社との仕事を継続している。

元記事(中国語): https://www.artists.tw/news/shoji-meguro-metaphor-refantazio-interview/
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