ブルックリンの通りに「ODB Jones Way」誕生、Wu-Tang Clanは年末ロックの殿堂入りへ

ニューヨーク・ブルックリンのBedford-Stuyvesant地区、Putnam Avenueの一区画が2026年7月25日(土)、式典を経て「ODB Jones Way」として正式に併記命名された。場所はFranklin AvenueとPutnam Avenueの交差点。式典にはOl' Dirty Bastard(本名Russell Tyrone Jones)の親族や友人、地元コミュニティのメンバー、そしてニューヨーク市議会議員のChi Ossé氏が出席した。ODBの兄であるRamsey Jones氏は、命名された場所が祖母が現在暮らす街区と同じであると語った。
この一角にはすでに壁画も
この街区には、ODBが1995年に発表した1stソロアルバム『Return To The 36 Chambers: The Dirty Version』のジャケットを描いた壁画がすでに存在する。ODBは1968年にブルックリンで生まれ、1990年代初頭に仲間とともにWu-Tang Clanを結成、1993年の記念碑的作品『Enter The Wu-Tang (36 Chambers)』にも参加した。ソロ作には代表曲〈Brooklyn Zoo〉や〈Shimmy Shimmy Ya〉が収録されているほか、Mariah Careyの〈Fantasy〉のリミックスにも参加している。ODBは2004年11月、36歳の誕生日を2日後に控えたタイミングで、薬物の事故による過剰摂取のため急逝した。
今回の通り命名は、ニューヨーク市議会が2023年に可決した決議の延長線上にある。同決議ではODBの誕生日である11月15日を「Ol' Dirty Bastard Day」と定め、彼がヒップホップ世代に与えた大きな影響を称えている。
Wu-Tang Clanの現在地:ラストツアーとロックの殿堂入り
Wu-Tang Clanは最近、イギリス・ヨーロッパツアー「The Final Chamber」を終えたばかり。公演にはODBをはじめ、亡くなったメンバーたちへの追悼パートも組み込まれていた。NMEの報道によれば、メンバーのRZAはこのツアーの狙いについて、グループの歴史的な立ち位置を確立することにあると語っている。
今年11月、Wu-Tang ClanはOasis、Iron Maiden、Sade、Joy Division / New Order、Phil Collins、Billy Idol、Luther Vandrossらとともにロックの殿堂(Rock & Roll Hall of Fame)入りを果たす。