D4vd のApple Musicアカウントがハッキング被害、偽楽曲〈I Did It〉が一時公開後に削除

一級殺人罪の起訴を受けているアーティストD4vd(本名David Anthony Burke)のApple Musicアカウントが、2026年7月27日(日曜日)を含む週にハッキングされ、〈I Did It〉と題する偽造楽曲がプラットフォームにアップロードされる事件が発生した。BBCの報道によると、同曲のカバー画像は廃車となったTeslaの写真だったという。またFox News Los Angelesは、楽曲に「Burkeの声をAIで合成したバージョン」が使用され、「歌詞には14歳の被害者の実名が明確に記されていた」と伝えている。Apple Musicは既に同曲を削除した。
事件の背景
Burkeは2025年4月20日、14歳のCeleste Rivas Hernandezさんを殺害したとして起訴されており、児童への性的虐待行為および遺体切断の罪も付随している。Hernandezさんの遺体は昨年、ハリウッドのある牽引保管場にて、Burke名義で登録されたTesla車内から発見された。車内からは芳香剤11個も見つかっている。Burkeは容疑を全面的に否認しており、現在保釈は認められていない。
7月27日は予審の5日目にあたり、裁判官はまもなく本件を陪審裁判に付すかどうかを判断する見通しだ。検察側は予審初日、Burkeが長年にわたる性的虐待の末、Hernandezさんが虐待の事実を暴露すると脅し、それが自身の音楽キャリアを危険にさらすと考えて、彼女を刺殺したうえでチェーンソーで遺体を切断したと主張している。有罪が確定した場合、Burkeには終身刑または死刑が科される可能性がある。
Apple Musicアカウントのセキュリティ問題
同じ週末には、Ariana Grandeおよび韓国のガールグループKatseyeのApple Musicアカウントも同様の手口でハッキングされ、偽造楽曲がアップロードされたと報じられている。一連の侵入事件を受け、ストリーミングプラットフォームのアカウントセキュリティ体制に注目が集まっているが、Appleは現時点でこの件について公式声明を出していない。