Oasisの伝説的Knebworth公演から30年、ファンが当時の映像を続々投稿

2026年8月10日(月)は、Oasisが1996年にKnebworth Parkで行った伝説的公演から30年を迎える日だ。この2夜連続公演には合計25万人が入場し、チケットは発売から24時間以内に完売した。当日、バンドは公式Instagramに当時の写真と映像を投稿し、これに呼応する形でファンからも自ら撮影した当時の写真や思い出の投稿が続々とSNS上に集まった。NMEのまとめによれば、これらの投稿は当日の交通事情、入場の様子、アンコールの場面に集中しているという。
Knebworth 1996 を数字で振り返る
- 公演日:1996年8月10日、11日(2夜連続)
- 会場:Knebworth Park(英国)
- 動員数:2夜合計25万人(1夜あたり約12万5千人)
- チケット:発売から24時間以内に完売
- 報道によれば約260万人がチケット購入を試みたとされ、これは当時の英国総人口の5%に相当する
- 需要から試算すると、同会場で20夜分のチケットが売れる規模だったという
Oasisはこの2公演の音源をもとにライブアルバムを発表しており、25周年の際には長編ドキュメンタリー映画も公開された。同作は2021年の英国におけるドキュメンタリー映画の興行収入で最高記録を打ち立てている。
ファンの記憶:ハンバーガー屋台の屋根から見た「Champagne Supernova」
あるファンは、当時これが自身にとって5、6回目のOasisのライブだったと振り返り、最終的には会場最後方にあったハンバーガー屋台の屋根によじ登り、〈Champagne Supernova〉のイントロが流れた瞬間の12万5千人の反応を眺めたと綴っている。別のファンは、バンドが巨大なバルーンを携えてステージに登場し、それが観客の中へ投げ込まれた光景や、周囲を飛び交うプラスチック製のニワトリのおもちゃを覚えていると回想し、「Everyone was happy(みんな幸せだった)」と当夜を巨大な祝祭のようだったと表現した。
比較の視点を語るファンもいた。あるファンは〈The Masterplan〉と〈Champagne Supernova〉が公演のハイライトだったとしつつも、個人的にはその4カ月前にCardiffで観た公演の方が良かったと述べている。また別の投稿では、Salfordから朝5時に出発し、2台の車に分乗した10人でKnebworthへ向かった様子が語られていた。1990年代当時はインターネットがなく、電車で会場最寄り駅に着いてから、実際には駅が会場からかなり離れていたことに気づいたと振り返る投稿もあった。
Twitter(現X)の「Oasis Archives」や「Oasis World Fan Page」といったファンコミュニティのアカウントも同日、1996年の入場時や公演当日の写真・映像を投稿し、その中には使い捨てカメラで撮影された写真も含まれていた。あるファンは、Knebworthがすでに30年前の出来事であるという事実そのものに現実味がなく、あの夜、あの時代のOasisはまるで歴史というより一枚の写真の中に存在しているように感じられる、と綴っている。