英漫画家David Squires、1976年の英国とRock Against Racismを風刺画で振り返る

英国の漫画家David SquiresがFar Out Magazineのために描いた最新の風刺漫画が2026年8月19日に掲載された。題材は1976年の英国音楽シーン。著名ロックミュージシャンによる人種差別発言、Margaret Thatcher、そしてその年の混乱の中から生まれた反人種差別音楽運動Rock Against Racismを一つの画面に収め、いつもの皮肉な筆致で社会風刺を織り込んでいる。
漫画の内容
登場するのはEric Claptonと、Squiresが「ould bag Maggie Thatch」と揶揄して描くMargaret Thatcherだ。Far Outはこの作品を「1976 as you've never seen it drawn before(かつて誰も描かなかった1976年)」と紹介している。
編集部は、この年に本当の転機をもたらしたのはSex Pistolsのテレビでの挑発的なパフォーマンスではなく、いくつかの手管を携えた「Kartoon Klowns」だったと指摘する。Rock Against Racismは、まさにその1976年の混乱の残り火の中から形をなしていった。漫画の全文と全図版はFar Out Magazineで読める。
1976年の背景
Far Outは前置きで、その年の出来事の密度を列挙している:ロックミュージシャンの人種差別発言、英国を襲った熱波、パンクの誕生、ニューヨーク市での連続殺人事件、経済崩壊、Appleの設立、アメリカ建国200周年の祝賀、そしてイラン空軍が未確認飛行物体に遭遇したと主張した件。編集部はこれと対比して、2026年は相対的に牧歌的で平穏だとしている。
Squiresは長らく一コマ/複数コマの風刺漫画の形式で音楽と政治を扱ってきており、今回のテーマも英国戦後のポップカルチャーと社会的衝突が交差する領域への関心を引き継いだものだ。