Josh Hommeがスタジアム公演を拒否 「あの規模は楽しめない」
Queens of the Stone Ageのフロントマン、Josh Hommeがポッドキャスト「We Might Be Drunk」で、ロックバンドがスタジアム規模の会場に進出することへの反対姿勢を明らかにした。「I don't enjoy that size(あの規模の会場は好きじゃない)」と直言している。バンドは今夏、System of a Downとともにヨーロッパをまわり、ロンドンのTottenham Hotspur Stadiumでは2公演を行った。現在はFoo Fightersと共に北米のスタジアムツアーを続けている。Far Out Magazineの報道によれば、この長期にわたる大型会場での経験が、Hommeの考えをより強固なものにしたという。
「バンドの中のバンド」でありたい
Hommeは、自分は常に「規模が最大のバンド」ではなく「同業者から尊敬されるバンド」でありたいと語った。System of a Downのオープニングを務めた際、相手が2晩連続で8万人規模の会場に立ったことに触れ、「まったく理解できない」と述べている。
Queens of the Stone Ageが近いうちにWembley Stadiumクラスの舞台に立つことはないと自覚しつつも、仮にその規模に達したとしても、彼は複数日にわたる小規模会場での公演を選ぶだろうと語った。たとえそれが「全員がチケットを取れるわけではない」ことを意味するとしても、だという。
駐車場80ドル、ビール30ドル
Hommeが不満を抱くのは会場の規模だけではない。スタジアム特有の料金体系についても、観客が駐車だけで80ドルを払わされる例を挙げ、「The vibe is a big part(雰囲気は非常に重要な要素だ)」と強調した。
以前デトロイトのFord Fieldで公演した際、Hommeはステージ上でタバコに火をつけ、観客に向けて「大企業に何ができるかを決めさせるな」と呼びかけたことがある。後にConsequence誌に対し、この行動は喫煙そのものとは関係なく、独占的な企業構造への抗議だったと説明した。観客に駐車代85ドル、ビール1杯30ドルを課し、行動できる場所・できない場所まで規定する体育館の運営は、本質的に「楽しみをコントロールしている」のだという。
今後のスケジュール
- 9月15日:Mosaic Stadium、Foo Fightersと共演
- Allegiant Stadium(ラスベガス)など、後続のスタジアム公演
- 年内にはアイスランド、日本での単独公演を予定
- 2026年末:Primusとともに、オーストラリア・ニュージーランドでのアリーナ公演
このスケジュールに沿えば、Hommeの言う「より親密な会場」での公演は、アイスランドと日本での単独公演で実現することになりそうだ。