Foo Fighters、マドリードMad Cool 10周年に凱旋 31年の軌跡を辿る全24曲

Foo Fightersが2026年7月、マドリードで開催されるMad Cool Festival10周年に出演した。同フェスへの出演は2017年以来で、マドリードでのライブとしては約10年ぶりの凱旋となる。フロントマンのDave Grohlを含む6人編成のバンドは、赤い花火と煙で幕を開け、〈All My Life〉〈The Pretender〉〈Times Like These〉の3曲を立て続けに披露し、スペインの夏の熱気の中で一気に会場を沸かせた。
31年間の総集編、新作収録曲はゼロ
2時間に及んだこの日のステージで、Grohlは明確に「王道」路線を貫いた。全24曲の中に、バンドが2025年にリリースした最新アルバム『Your Favorite Toy』の曲は一切含まれず、90年代から2010年代の代表曲で構成された。2017年リリースの〈The Sky Is a Neighborhood〉も、初期の代表曲群と並ぶ盛り上がりを見せた。
中盤では、Grohlがメンバー各自にFoo Fighters加入前に在籍したバンドの曲を演奏させるコーナーを設けた。中でもPat Smearが70年代ロサンゼルスのパンクバンドthe Germs時代の楽曲〈Manimal〉を披露した場面は、この日最大の見せ場のひとつとなった。またGrohlは〈Marigold〉を歌唱。この曲はもともとNirvana名義でリリースされ、Grohl自身がリードボーカルを取った楽曲であり、演奏中は会場が静かで厳かな空気に包まれた。〈No Son of Mine〉ではMotörheadの〈Ace of Spades〉のフレーズが挿入され、〈Aurora〉はGrohlが2022年に亡くなったドラマーTaylor Hawkinsに捧げると公言した曲として演奏された。
Mad Coolの公式メディアパートナーであるNMEの現地レポートによれば、Grohlはアンコール終了前に「31年間、我々に付き合ってくれてありがとう。君たちのおかげで、我々の人生は美しいものになった」と客席に語りかけた。
セットリスト全24曲
- 〈All My Life〉
- 〈The Pretender〉
- 〈Times Like These〉
- 〈Rope〉
- 〈Stacked Actors〉
- 〈My Hero〉
- 〈Learn to Fly〉
- 〈These Days〉
- 〈Walk〉
- 〈This Is a Call〉
- 〈No Son of Mine〉(Motörhead〈Ace of Spades〉フレーズ含む)
- 〈Wheels〉
- 〈Marigold〉
- 〈Big Me〉
- 〈La Dee Da〉
- 〈Run〉
- 〈Invincible〉/〈Seven〉/〈One Headlight〉/〈Manimal〉/〈Tap Dancing in a Minefield〉
- 〈Monkey Wrench〉
- 〈Breakout〉
- 〈The Sky Is a Neighborhood〉
- 〈Aurora〉
- 〈Best of You〉
- 〈Exhausted〉