ENJAKOTH中文
ニュース / Far Out Magazine特集:映画館を出た後の「儀式」はなぜ必要なのか
インサイト

Far Out Magazine特集:映画館を出た後の「儀式」はなぜ必要なのか

公開日 ·
Far Out Magazine特集:映画館を出た後の「儀式」はなぜ必要なのか

英音楽・カルチャーメディアFar Out Magazineは2026年7月25日(土)、映画を観た後の「儀式」をテーマにした文化評論記事を掲載した。記事は「観終わった後、話したくない映画もある」という会話から始まり、現代のシネマコンプレックスが観客の余韻を味わう時間をいかに圧縮しているかを論じている。文中では電子音楽デュオDisclosureに関連する作品『Disclosure Day』が例として挙げられ、ある映画は観賞後20分で議論を交わせるのに対し、別の映画は適切な言葉を見つけるまでに数カ月かかる、と指摘されている。

記事の主な論点

筆者は、主流のシネコンが「観賞後に余韻に浸る」ことにますます不向きになっていると指摘する。エンドクレジットが終わる前に照明がつき客席が片付けられ、さらにスマートフォンの介入も加わることで、観客が映画にふさわしい消化の時間を与えられなくなっているという。これに対し、一部のミニシアターではクレジットが終わるまで照明をつけず、現実へ緩やかに戻るための移行空間を設けている例が対比として紹介されている。

記事では観賞後の「儀式」の例もいくつか列挙されている。観賞後すぐにバーへ行って語り合う(社交的なタイプ向け)、劇場を出てランニングする、カフェでその場にノートを書く、あるいは何もせず記憶が自然に沈殿するのを待つ、といった方法だ。筆者は、どの方法を選ぶにせよ、すぐにスマートフォンを取り出してメールやニュースをチェックするよりは、作り手への敬意ある鑑賞態度に近いと結論づけている。

Disclosureとの関連

記事内では『Disclosure Day』が「すぐに語り合いやすい作品」の例として使われ、より長い消化時間を要する映画『Rose of Nevada』と対比されている。Far Out Magazineの記事分類システムはこの内容をもとに本記事をDisclosureに関連付けてタグ付けした。現時点でDisclosureに関する新たなツアーや公演の発表はない。

元記事(中国語): https://www.artists.tw/news/far-out-post-cinema-ritual-disclosure/
← 記事一覧へ

週刊ニュースレター

今週の音楽ニュースと注目公演、チケット情報をまとめて一通で。

配信は週一回。配信停止はいつでも、各メールのリンクから。