新星Eliが『NME』表紙に登場、自身選曲プレイリスト「The Goddess Of Grieving」を公開

米国のポップシンガーEliが、英音楽メディアNMEの2026年10月5日(月)号の表紙企画「The Cover」に登場した。インタビューはBailey Slaterが執筆し、撮影はEmma Drew Bersonが担当している。表紙ストーリーの公開に合わせて、Eli自身が選曲した限定プレイリスト「The Goddess Of Grieving」もSpotifyとApple Musicで同時に公開された。The CoverはNMEが新進アーティストを対象に毎週展開している企画で、年間50本の深掘りインタビューと撮り下ろし写真を制作しているという。
プレイリスト「The Goddess Of Grieving」の選曲
NMEによれば、このプレイリストは全体に陰鬱な雰囲気を持ち、現代ポップからジャズ・ソウルの名曲まで横断する内容だという。現時点で収録が確認されているアーティストは以下の通り。
- Charli XCX(近作)
- Ariana Grande(近作)
- Phoebe Bridgers(近作)
- Aretha Franklin(代表曲)
- Alice Coltrane(代表曲)
『Stage Girl』以降のEli
Eliは2025年に1stアルバム『Stage Girl』を発表。シアトリカルな感触を持つY2K風ポップで批評面での注目を集めた。収録曲〈Marianne〉は過去の恋愛関係の傷を、〈Somebody I'm Not〉はトランスジェンダー女性が直面するジェンダー違和とパフォーマティビティを直接的に扱っている。支持者にはTroye Sivan、Doechii、Zara Larssonらの名前が挙がっているという。
「成功」への再評価
Eliは9月にZoomでNMEの取材に応じ、ヒットを飛ばしたり、広告の仕事が来たり、気になる相手から認められたりすることを、資本主義や労働からの「出口」のように捉えていた時期があったと語った。Hannah MontanaやMiley Cyrus、Selena Gomezのような存在になれば、公にカミングアウトしても、富を他者に分け与えながら自分は家とパートナー、犬だけを手元に残せると考えていたという。
「there's bigger fish to fry(もっと大事なことがある)」と、Eliは今の心境をそう表現した。近頃の心身の浮き沈みが、多くの新曲を生むきっかけになったとも述べている。インタビュー全文はNME公式サイトに掲載されている。