David Sylvian、新作を発表 ── 2009年『Manafon』の後継作、来年リリースへ

英バンドJapanの元ボーカルであるDavid Sylvianが、新作アルバム『The Distance Between The Killer And The Killing』を発表した。Stereogumが2026年9月30日に報じたところによると、本作は2009年作『Manafon』の後継作と位置づけられており、来年のリリースが予定されている。Sylvianは1980年代のソロ活動開始以来、歌もの・即興演奏・アンビエントの間を行き来する活動を続けてきたアーティストだ。
新作の位置づけ
『The Distance Between The Killer And The Killing』は、明確に『Manafon』の後継作として発表されている。『Manafon』はSylvianが複数のフリー・インプロヴィゼーション奏者と共作したアルバムで、ほぼ無構造に近い演奏の上に歌声を乗せるという、彼の作品の中でも通常の楽曲形式から最も離れた試みだった。新作はこの路線を引き継ぐものとされている。
『Manafon』以降の歩み
「続作」と呼ばれてはいるが、Sylvianはこの間まったく沈黙していたわけではない。アンビエント色の強い作品『There's A Light That Enters Houses With No Other House In Sight』のほか、複数のコンピレーション盤をリリースしている。
つまり今回の「続作」とは、17年間の空白を経た突然の復帰というより、創作の方向性における延長線上の一作と理解するのが正確だろう。発売日や収録内容など、さらなる詳細は今後、公式アカウントおよび公式サイトでの発表が待たれる。