Carly Rae Jepsen、初の2枚組アルバム『Day And Night』9月18日発売

Carly Rae Jepsenの新作『Day And Night』が2026年9月18日、Schoolboy / Interscopeから発売される。キャリア初の2枚組アルバムであり、世界的ヒット曲〈Call Me Maybe〉から数えてちょうど15年目の作品となる。全24曲は「Day」と「Night」の2つの面に均等に分けられ、日本盤にはさらに2曲が追加収録される。音楽メディアNMEのレビューは、この2面を「1枚目がムード、2枚目が楽曲そのものを前面に出す構成」と位置づけている。
Day面:生音志向とフォークの下地
Jepsenは最近NMEに対し、Day面について「本質的により生音志向で、実際の楽器を多く取り入れ、自分自身のフォーク的なルーツを感じさせる」と語っている。NMEはこれを彼女のこれまでで最もオルタナティブ寄りなポップ作品と評しており、〈Burning Heart〉はサイケデリックなロードソング、〈Wild Child〉は焚き火を囲むようなバラード、〈Just A Little Walk On The Moon〉はけだるいボサノヴァに踏み込んでいるという。
これらの楽曲の多くは、現在の夫でミュージシャン兼プロデューサーのCole M.G.N.とのヨーロッパツアーの後に書かれたもので、Cole M.G.N.自身も複数曲のプロデュースに参加している。NMEはDay面の最良の瞬間を「恋に落ちた夏の休暇の記憶のよう」と評する一方、ミッドテンポ曲〈Good Fine Alright〉などでは平板なムード音楽寄りに傾く場面もあると指摘している。
Night面:ABBA、ハウス、ディスコ
アップテンポ主体のNight面は、より躍動感のある内容と評されている。〈Don't Leave Me On The Dancefloor〉のメロディラインはABBAを思わせ、ハウス調の〈Motivation〉では生まれ育った家族と自ら選び取った家族について歌う。エレガントで憂いを帯びた〈Near Or Far〉は英国のポップデュオ、Everything But The Girlを彷彿とさせる。〈Amalfi Coast〉は陽光に満ちたディスコで、NMEは「グミを食べたKylie Minogueのよう」と表現している。
歌詞の面では、〈After All〉は白い壁とテラコッタタイルが並ぶ海辺の住まいを舞台に、「家を持ちたい、あなたに花を買いたい」と歌う一方で、相手に上着を脱いで写真を撮らせてほしいとも求める。NMEは、Jepsenにとって欲望と安定は相反するものではない、と結論づけている。
文脈:大衆的ヒットとカルト的名曲のあいだ
『Emotion』が生んだ〈I Really Like You〉、そしてVineでバイラルヒットした〈Run Away With Me〉以降、Jepsenは「繊細なポップの女王」と見なされてきた。2017年の〈Cut To The Feeling〉や2019年の〈Want You In My Room〉といった代表曲は、サウンド的には超大型ヒットのようでありながら、実際のチャート成績は比較的控えめだった。
リリース情報
- アルバム:『Day And Night』(2枚組、全24曲。日本盤は2曲追加収録)
- 発売日:2026年9月18日
- レーベル:Schoolboy / Interscope
まだ分かっていないこと
収録曲の詳細なトラックリストや先行配信の有無、日本盤の追加収録曲のタイトルなど、現時点で情報源には記載がない。続報を待ちたい。