BBC、『RuPaul's Drag Race UK』の製作終了を発表 第8シーズン以降は配信へ

英国BBCは2026年9月10日、財政的な圧力を理由に『RuPaul's Drag Race UK』の製作を終了すると発表した。番組は先週スタートした第8シーズンの放送をもってBBC ThreeおよびiPlayerでの配信を終える。BBCの広報担当者は「重大な財政的圧力(significant financial pressures)」に直面していると説明し、本番組を先駆的な作品と評価するとともに、司会のRuPaul、製作会社World of Wonder、そして出演・制作に携わった全スタッフに謝意を示した。NMEの報道によると、番組は今後World of Wonderが運営する配信サービスWow Presents Plusで継続製作されるという。
終了と移行の詳細
- 終了する番組:『RuPaul's Drag Race UK』(BBC Three/iPlayer)
- 終了タイミング:現在放送中の第8シーズン終了後
- 理由:BBCの予算削減、重大な財政的圧力
- 移行先プラットフォーム:Wow Presents Plus(World of Wonder運営)
- 英国版初の『All Stars』シリーズ:2027年秋にWow Presents Plusで配信開始予定
英国版はRuPaulが司会を務め、審査員にはMichelle Visage、Alan Carr、Graham Nortonが名を連ねる。過去にはゲスト審査員としてFKA twigs、Years & YearsのOlly Alexander、JADEが出演。第8シーズンのゲスト審査員はMichelle de Swarte、Cat Burns、Rick Astleyだった。
これまでの実績とシリーズの広がり
英国版は最盛期には1話あたり150万人が視聴し、The Vivienne、La Voix、Bimini Bon Boulash、Tia Kofi、Danny Beardらドラァグクイーンを輩出してきた。『RuPaul's Drag Race』シリーズは2009年にアメリカで始まり、以降アジア、オーストラリア、ニュージーランドへと展開。各国代表が対決する『UK vs The World』も生まれた。
英国版シーズン1の優勝者The Vivienne(本名James Lee Williams)は2025年に死去している。死因はケタミンの影響によるものだった。芸名は故デザイナーVivienne Westwoodから取られたもので、本人が同ブランドの服を長年愛用していたことに由来する。