Aphex Twin『Drukqs』25周年記念盤、2026年10月30日にWarp Recordsからリリース

Aphex Twinの30曲入り2枚組アルバム『Drukqs』が、2026年10月30日に25周年記念盤としてリリースされる。発売元はWarp Records。2001年のオリジナル盤発売以来、本作が初めてアナログ盤としてリリースされることになる。
リリース形態
- 発売日:2026年10月30日
- レーベル:Warp Records
- 形態:4枚組アナログ盤/2枚組CD(8ページブックレット付き)/2巻カセットテープの3形態
- アナログ特別版には、6つ折りポスター1枚とAFXロゴのステンシル型紙が付属
- 価格・購入方法:現時点で未発表
『Drukqs』について
『Drukqs』は2001年10月に発表された作品で、Richard D. James(Aphex Twin名義)にとっては1996年の『Richard D. James Album』以来となる、Aphex Twin名義でのオリジナル・スタジオアルバムだった。緻密にプログラムされたドリルンベース曲(〈Vordhosbn〉〈54 Cymru Beats〉など)と、簡素なピアノ小品との間を大きく行き来する構成が特徴だ。
中でも代表曲として知られる〈Avril 14th〉は、Erik Satieらの影響を受けたとされる2分ほどの軽やかなピアノ曲で、Sofia Coppola監督の映画『Marie Antoinette』やChris Morris監督の『Four Lions』に使用されたほか、Kanye Westが2010年のアルバム『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』収録曲〈Blame Game〉でサンプリングしたことでも知られる。
また、わずか88秒の〈QKThr〉は、TikTokの「subtle foreshadowing」ミームの流行により再び注目を集め、Aphex Twinの2026年1月のYouTube月間リスナー数は4億4800万人に達し、当時のTaylor Swift(3億9900万人)を上回った。
制作の背景
James本人は当時、雑誌『The Face』のインタビューで本作を1997年以降蓄積してきた素材の「寄せ集め(ragbag)」と表現している。発売のきっかけの一つとして、未発表曲約180曲を収めたMP3プレーヤーを飛行機内で紛失し、流出を懸念したことも明かしていた。NMEは当時本作に9点(10点満点)を付け、後に2001年の年間ベストアルバム第10位にも選出している。
これまでの経緯
今回の記念盤に先立ち、Aphex Twinは2024年に『Selected Ambient Works Volume II』の30周年拡張版をリリースしたほか、38曲を収めたコンピレーション『Music From The Merch Desk (2016–2023)』をサプライズ発表している。直近のフル・スタジオアルバムは、グラミー賞を受賞した2014年作『Syro』となる。
まだ分かっていないこと
現時点で価格や予約開始時期、購入可能な店舗・プラットフォームについては発表されていない。続報が入り次第、お伝えする。