Pokémonゲーム音楽をemoに再構築、Tune In With Chewieが新作《Poké Emo》を発表

マルチ楽器奏者Tune In With Chewieが、歴代Pokémonゲームの人気楽曲をemoインストゥルメンタルに改編した新作《Poké Emo》を発表した。NMEの報道によると、本作はJimmy Eat World、Mineral、American Footballを参照点とし、さまざまな変則チューニング(alternate tunings)によるギター演奏を軸に制作されている。公式リリースはそのサウンドを「ノスタルジーとカタルシスが半分ずつ」と表現している。Chewieは昨年、『ゼルダの伝説』のテーマ曲をmidwest emo風に改編したアルバム《Zelda's Midwest Emo Mixtape》を発表している。
アレンジの細部と隠されたオマージュ
Chewieは本作のために多くの楽曲を再和声化(reharmonise)し、ファン向けの細かな引用を随所に忍ばせている。リリースによれば、〈Pokémon Theme〉のイントロにはSunny Day Real Estateの楽曲〈8〉のコード進行が使われており、〈Jubilife Village〉に挿入されたトランペットはAmerican Footballへのオマージュだという。アルバムのアートワークにもMineralを想起させるデザインが仕込まれている。
本人のコメント
「Pokémonはずっとアルバム化したかったシリーズだったが、なかなか実現できずにいた」とTune In With Chewieは語る。《Zelda's Midwest Emo Mixtape》が好反応を得たことを受け、同じアプローチでPokémonに取り組むことを決めたという。
彼はMineral、American Football、Sunny Day Real Estateといったmidwest emoバンドに加え、My Chemical Romance、Jimmy Eat World、Thursdayなど2000年代のemoバンドから影響を受けたと語っており、Zelda作品ではあまり扱わなかった数学ロック(math rock)の要素も今作には取り入れているという。
関連動向
今年に入り、Pokémonアニメの主題歌を歌ったシンガーのJason Paigeが、『Pokémon Go』10周年を記念した新曲を発表している。
まだ発表されていないこと
- 発売日:未発表