セックス・ピストルズ、パンク50周年ツアーを拡大 12月に英・愛11公演

フランク・キャリターがボーカルを務めるセックス・ピストルズが、2026年冬の「50 Years Of Punk」ツアーに新たに6公演を追加し、英国・アイルランドでの全公演数は11本となった。ツアーは12月4日にリーズのO2 Academyで開幕し、12月20日にロンドンのEventim Apolloで幕を閉じる。チケットは9月4日(金)英国時間午前10時に一般発売される。
今回追加されたのはリーズ、ニューカッスル、リヴァプール、バーミンガム、ポーツマス、ブリストルの6公演。NMEの報道によれば、これまでに発表済みだったのはダブリンの3Arena、エディンバラのCorn Exchange、グラスゴーのO2 Academy、ロンドンのBrixton Academyだった。
ツアー日程(全12月)
- 12/4 Leeds O2 Academy
- 12/5 Newcastle NX
- 12/7 3Arena, Dublin
- 12/9 Corn Exchange, Edinburgh
- 12/10 O2 Academy, Glasgow
- 12/12 Liverpool Olympia
- 12/14 Birmingham O2 Academy
- 12/15 Portsmouth Guildhall
- 12/16 Bristol Prospect Building
- 12/18 Brixton Academy, London
- 12/20 Eventim Apollo, London
チケット情報
- 一般発売:9月4日(金)英国時間午前10:00
- 価格:主催者未発表
- 詳細・関連報道:NME記事(英語)
1976年から50年
このツアーはパンクにとって最も重要な年である1976年から50年の節目にあたる。当時オリジナル・メンバーはThe Marquee、100 Club、The Nashville、ストリップクラブのEl Paradisoなどで演奏し、マンチェスターのLesser Free Trade Hallでの2公演は史上最も影響力のあるライブのひとつとされ、Joy Division、The Smiths、The Fallのメンバーが音楽を始めるきっかけになったと言われている。
バンドは2024年、キャリターをボーカルに迎えて再結成。当初はロンドンの会場Bush Hallの資金集めが目的だったが、その後オーストラリア、日本、欧州各地のフェスにも出演。Teenage Cancer Trustのためロイヤル・アルバート・ホールにも登場し、キャリターは巨大なサークルピットを巻き起こしたという。
メンバーのコメント
ギタリストのスティーヴ・ジョーンズは現在の状態を「well-oiled machine(よく油を差した機械のよう)」と表現し、50年前に書いた曲で再びステージに立てることは貴重だと語った。キャリターについても優れたフロントマンでオーディエンスを煽るのが得意だと評した。
ベーシストのグレン・マトロックは以前の取材で、キャリターは自身の息子ルイスが推薦した人物だと語り、「彼は俺たちの世代よりずっと体力がある」と話した。ジョン・ライドン時代とは違うが、そもそも同じであるべきではないと明言。一方ジョーンズは新曲については慎重で、ライブで新曲を演奏すると観客の多くは酒を買いに行ってしまうと述べている。