Nick Cave & The Bad Seeds、ブライトンのレコード店屋上でゲリラライブ 同日夜にはPreston Parkで大型公演

Nick Cave & The Bad Seedsは2026年7月31日(金)午前11時、英国ブライトンの独立系レコード店Resident Recordsの屋上でゲリラライブを行った。噂を聞きつけたファンが周辺のNorth Laine地区に殺到し、かつてThe Beatlesがアップル社ビルの屋上で行った伝説的なライブを彷彿とさせる光景となった。同日夜には会場をPreston Parkに移し、2024年のアルバム『Wild God』を携えたツアーの英国唯一の公演を実施。ゲストにはThe Flaming Lips、English Teacher、Cate Le Bon、Warmdusherが名を連ねた。
屋上ゲリラライブ:North Laineでの4曲
Nick Caveはステージに立つと「Fucking Brighton! What a thing to be doing. Can you all see?」と観客に呼びかけた。編成はリズム隊とゴスペル調のコーラス隊を含む簡素なものだった。
演奏されたのは以下の4曲。
- 〈Train Long-Suffering〉(1980年代の深いテーマを持つ楽曲)
- 〈Cosmic Dancer〉(T. Rexのカバー。Warren Ellisのバイオリン独奏が喝采を浴びた)
- 〈Henry Lee〉(コーラスのJanet Ramusがオリジナル版でPJ Harveyが担当したパートを歌った)
- 〈Papa Won't Leave You, Henry〉(会場全体の大合唱となり、Caveはステージから妻Suzieへの言葉を贈った)
演奏終了後、Caveは「See you tonight!」と観客に別れを告げた。
Preston Parkでの公演と最近の動き
Preston Parkでの公演は、今回のツアーにおける英国唯一の場となった。同バンドは直前にダブリンのMalahide Castleで公演を行い、The Pogues の〈A Rainy Night In Soho〉をカバーしている。
Caveは今年5月、Bad SeedsがMartyn P. Casey、Thomas Wydler、Jim Sclavunos、Warren Ellisとともにスタジオで「あれこれ試している」段階にあり、『Wild God』に続く新作について「漠然としたアイデア」があると明かしていた。
また、Caveは Red Hot Chili Peppers のベーシストFleaによる2026年発表の初のソロアルバム『Honora』にも参加。同作にはRadioheadのThom Yorkeも参加している。さらにCaveはドラマ『Peaky Blinders: The Immortal Man』のために〈Red Right Hand〉を再録音した。