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名古屋IG Arena開業1周年、「名古屋スキップ」打破へ強気の目標

IG Arena(名古屋)が2026年7月13日に開業1周年を迎えた。会場側はこの節目で、国際アーティストが日本ツアーを組む際に名古屋を素通りし、東京・大阪のみを回る業界の慣習「名古屋スキップ(Nagoya Skip)」に対抗していく姿勢を改めて表明した。IQ Magazineの報道によれば、会場は2年目の運営目標として、開催件数を1年目比40%増、来場者数を50%増とすることを掲げている。
「名古屋スキップ」現象と会場の戦略
「名古屋スキップ」とは日本の音楽興行業界で使われる用語で、国際アーティストのツアーが東京・大阪を中心に組まれ、日本第3の都市圏でありながら名古屋がツアー地図から長年外れがちだった状況を指す。IG Arenaの開業自体がこの構造を変える契機とみなされてきたが、会場側は1周年のタイミングで改めてこの使命を強調し、招致活動や開催件数の密度を指標に据えて主体的に動く姿勢を示した。
開催件数40%増、来場者数50%増という目標は、2年目に会場が提供するプログラムを大幅に拡充する必要があることを意味する。具体的な招致の進捗やラインアップについては、会場側は現時点で公表していない。
日本のツアー路線における産業的な意味
名古屋都市圏の人口は900万人を超えるが、国際規格の大型ツアーに対応できる会場が歴史的に不足していたこともあり、ツアー路線では長らく過小評価されてきた。IG Arenaの登場はこのハード面の空白を埋めるものであり、2年目の目標を実現できるかどうかは、国際アーティストの日本ツアー路線が実際に多様化しているかを見る上で重要な指標となる。