業界
韓国ドラマの中国資本PPL問題、韓国のネット世論が猛反発

韓国ドラマ『조선구마사(朝鮮駆魔師)』『빈센조(ヴィンセンゾ)』『여신강림(女神降臨)』など複数の作品が、中国資本による過度なPPL(プロダクト・プレイスメント)広告、および一部内容が「東北工程」の歴史認識と重なるとの指摘を受け、韓国のSNS上で強い反発を招いている。ネットユーザーの間では該当作品への抵制(ボイコット)運動も起きている。
何が問題視されているのか
批判は主に2点に集中している。ひとつは、中国資本がPPLという形で韓国ドラマ制作に大きく関与し、劇中のシーンや小道具の選定にまで影響を及ぼしているとされる点。もうひとつは、一部作品の歴史的背景の描写が中国の公式な歴史観に寄った内容になっており、韓国国内で一般的とされる歴史認識と食い違っているとされる点だ。
『朝鮮駆魔師』は放送中止に
特に『조선구마사(朝鮮駆魔師)』は放送後の反応が最も激しく、韓国の放送局は放送中止を発表した。他の作品についても、視聴者や民間団体からの抵制圧力が続いている状況だ。
背景にあるもの
今回の一連の騒動は、近年韓国の映像産業において外国資本の関与に対する敏感さが高まっていることを映し出している。制作資金の調達手段が多様化する一方で、コンテンツの自主性をどこまで守るのかという業界内の議論も再燃している。主催・関係団体からの今後の正式な声明はまだ発表されていない。