英ロンドンの新鋭バンドKeo、新曲「Pistol」を発表 デビュー作は9月リリース

ロンドンのバンドKeoが2026年7月16日、新曲「Pistol」を発表した。デビュー・アルバム「Put A Smile On For Me」からの2曲目の先行シングルとなる。アルバムは2026年9月25日にIslandよりリリース予定で、現在予約受付中だ。
「Pistol」制作の背景
「Pistol」はアコースティックギターの澄んだイントロから始まり、やがて分厚いウォール・オブ・サウンドへと展開していく。ボーカルのFinn Keoghは、制作時に「死んだ星」のイメージが頭にあったと語っている。「何かが何年も前に消えてしまったのに、その光を今になってようやく見ている——このイメージは人間にもそのまま当てはまると思う」。歌詞には「Sometimes you see the light, but it's been gone for years(時にあなたはその光を見るが、それは何年も前に消えている)」という一節がある。
曲名「Pistol」は、最終的にボツになった歌詞の一節から取られたもので、Keoghはどうしてもこの言葉を捨てられなかったという。ドラマーのOli Spackmanによるイントロのフィルインはスタジオでの即興プレイだったが、その音がまるで拳銃の発射音のように聞こえたことも命名のきっかけになった。楽曲のテーマは「記憶が持つ不思議な持続性——人、関係、経験が消え去った後もなお私たちを形作り続けること」に据えられている。
アルバム「Put A Smile On For Me」について
アルバム全体は10日間で楽曲制作からレコーディングまでを完成させたという。KeoghとギタリストのJimmy Lanwernによるセルフプロデュース作品だ。Keoghはこの作品群について「個人的な混乱の集積——羞恥心、責任、記憶、そして向き合いたくない自分自身の一面を直視すること」から生まれたと表現している。影響元としてSmashing Pumpkins、Soundgarden、Radioheadを挙げており、全11曲収録。
収録曲は以下の通り。
- Be Happy
- That's Me
- Fly
- Best I Can Do
- Bird On The Wire
- Pistol
- Loser
- Black Dress
- Blue Song
- Thorn
- Spent On You
ライブ・スケジュール:英国のサマーフェスと秋ツアー
Keoは先日、Wolf AliceのサポートとしてロンドンのFinsbury ParkとニューカッスルのExhibition Parkでの大規模公演に出演した。この夏はReading & Leeds、Latitude、Tramlines、Kendal Calling、Boardmastersといった英国の音楽フェスに相次いで出演している。
秋の英国ツアー日程は以下の通り(全公演ソールドアウト。チケットについては公式のチャンネルに問い合わせを)。
- 10月24日(土)— O2 Guildhall、サウサンプトン
- 10月25日(日)— Tramshed、カーディフ
- 10月27日(火)— O2 Academy、グラスゴー
- 10月29日(木)— O2 Academy、リバプール
- 10月30日(金)— O2 Forum Kentish Town、ロンドン