公演
金馬影展2026、「巨匠に会う」ラインナップ発表 ポン・ジュノらが登壇へ

台北金馬影展(第63回、2026年)は「遇見大師(巨匠に会う)」部門のラインナップを発表した。ポン・ジュノ、三谷幸喜、ダーレン・アロノフスキー、Kell Baldurssonの4名が登壇を確認しており、代表作6本が大スクリーンで上映される。金馬国際影展の上映期間は2026年11月6日から11月22日まで、会場は台北の各映画祭指定劇場。第63回金馬奨授賞式は11月22日(日)に開催される。
「巨匠に会う」上映作品6本
- 『グエムル -漢江の怪物-』(The Host)——在韓米軍による猛毒流出が漢江の怪物災害を引き起こす。ポン・ジュノがブラックユーモアで国家システムの機能不全を描く。登壇:ポン・ジュノ監督
- 『母なる証明』(Mother)——知的障害のある息子が殺人容疑をかけられ、母親が単独で真相を追う。ポン・ジュノ初の韓国代表アカデミー外国語映画賞出品作。登壇:ポン・ジュノ監督
- 『笑の大学』(University of Laughs)——昭和期の文化統制下、劇作家と検閲官が台本審査を巡って知恵比べを繰り広げる。登壇:脚本・三谷幸喜
- 『π』(Pi)——低予算インディーSF。株式市場の謎の数字コードを算出した引きこもりの天才数学者が二派に追われる。粗い白黒フィルムと性急なエレクトロサウンドでカルト的地位を確立
- 『ブラック・スワン』(Black Swan)——アカデミー賞5部門ノミネート。白鳥の女王役を巡り、母親の支配、監督のプレッシャー、代役の脅威の中で精神が崩壊していくニナを描く。登壇:ダーレン・アロノフスキー監督
- 『The Sheep Detectives(原題)』——ミリオンセラー小説の映画化。羊飼いが不可解な死を遂げた後、羊の群れがアマチュア探偵となって犯人を追うイギリス風ブラックコメディ・ミステリー。登壇:Kell Baldursson監督
スケジュールと開催概要
- 第63回金馬奨ノミネート発表:2026年10月1日
- 金馬電影学院:2026年10月19日〜11月22日
- 金馬国際影展:2026年11月6日〜11月22日
- 金馬創投会議:2026年11月17日〜11月19日
- 第63回金馬奨:2026年11月22日(日)、17:00レッドカーペット、18:30授賞式
- 会場:台北金馬影展各劇場
- チケット販売時期・価格:本文中には記載なし(現時点で未発表)
- 情報源:金馬影展公式Instagram @goldenhorsefilmfestival
ラインナップの見どころ
今回の「遇見大師」に登壇する4名は韓国、日本、アメリカ、アイスランドと出身背景が幅広い。ポン・ジュノは2作品が選出され最多上映となるほか、三谷幸喜は脚本家として『笑の大学』の回に登壇。ダーレン・アロノフスキーは長編デビュー作『π』と『ブラック・スワン』が並んで上映される点も注目したい。
まだ発表されていないこと
金馬奨本賞のノミネート作品・部門結果は10月1日発表予定で現時点では未公表。また各上映回のチケット販売開始時期や料金についても情報源には記載がなく、今後の公式発表を待つ必要がある。