DFA Recordsが慈善カバー発表、Optimo「JD Twitch」を追悼

ニューヨークのレーベルDFA Recordsが、スコットランドのDJデュオOptimoのメンバーJD Twitch(本名Keith McIvor)を追悼するため、The Waterboysの楽曲〈The Whole Of The Moon〉を7分間にわたってカバーし発表した。カバーはThe Watergirls名義でリリースされ、LCD SoundsystemのJames Murphyも参加している。デジタル版はすでにBandcampで配信中、限定アナログ盤は10月2日に発売予定。収益はBeatson Cancer CharityとScottish Brain Tumour Research Centre of Excellenceに寄付される。NMEの報道によれば、この発表はMcIvorが亡くなってからまもなく1年になる時期にあたる。
参加アーティストとリリース情報
企画はTeamyが発起人となり、McIvorの友人やOptimoから影響を受けた音楽家たちが参加した。DFA共同創設者のJames Murphyのほか、Fantastic Twins、Bob Weston、CC:DISCO!、Mhairi McClymontらが名を連ねる。A Love From Outer Space共同創設者のSean Johnston(Hardway Bros)は、別途2曲のリミックスを制作した。
- 楽曲:The Waterboys〈The Whole Of The Moon〉のカバー、約7分
- リリース名義:The Watergirls
- デジタル版:Bandcampにて配信中
- フィジカル版:限定アナログ盤、10月2日発売
- 収益の寄付先:Beatson Cancer Charity、Scottish Brain Tumour Research Centre of Excellence
Teamyによれば、この楽曲はもともと公開する予定はなかったが、友人や家族が次々と録音に加わっていく中で、ハードディスクに眠らせたままにするのは適切ではないと判断し、募金の形でリリースすることになったという。レーベルは〈The Whole Of The Moon〉を「畏敬、希望、そして愛についての歌」と表現し、McIvorはまさに人々に道を示し、新しいものを紹介するような人物だったと述べている。
JD TwitchとOptimoについて
McIvorは2025年7月、治療不可能な脳腫瘍と診断されたことを公表。妻がその後クラウドファンディングを立ち上げ、24時間の介護費用に充てるための資金を募ったところ、2日間で9万ポンド以上が集まった。Franz FerdinandのAlex KapranosやMogwaiのStuart Braithwaiteらも寄付を寄せている。同年9月、Optimoの別のメンバーであるJonnie Wilkesが、McIvorが57歳で亡くなったことを確認した。
DFAはこれに先立ち、「No DFA Without Optimo」と印字されたTシャツを販売し、その収益もすべてMcIvorの医療基金に投入していた。レーベルは当時、Optimoが自分たちの作品をプレイし、所属アーティストをもてなし、自分たちのパーティーでDJを務め、DFAのカタログにリミックスや楽曲を提供してくれたと振り返っている。McIvorの死去が伝えられた際には、Kapranos、Bicep、Tim BurgessらがSNSで追悼の言葉を投稿した。