Anna Domino『East And West』が再発、未発表曲〈Happy To Go〉を収録

東京生まれのアーティストAnna Dominoが1984年、ベルギーのインディーレーベルLes Disques du Crépusculeから発表した5曲入りミニアルバム『East And West』が、レーベルDominoから再発されることが明らかになった。Stereogumの報道によると、この再発に合わせて未発表録音〈Happy To Go〉も初めて公開されるという。
ニューヨーク・ダウンタウン時代の記録
『East And West』制作当時、Anna Dominoはニューヨークのダウンタウンに暮らしていた。本作は浮遊感のある朦朧としたavant-popの語法で、当時のストリートの空気感を白日夢のような小品群に転写している。5曲という尺はシングルとアルバムの中間に位置し、1980年代半ばのインディー・リリースの文脈の中でも独特な存在感を放っていた。
Les Disques du CrépusculeとFactory Recordsの関係
発表元のLes Disques du Crépusculeはベルギーのインディーレーベルで、当時Tony Wilson率いるFactory Recordsとしばしば協業関係にあった。両者はヨーロッパのインディー音楽ネットワークにおいて互いを映す存在だったという。日本生まれ・ニューヨーク在住という背景を持つAnna Dominoがこの系譜に加わったことで、『East And West』というタイトル自体が地理的な往還を示唆する二重の意味を帯びることになった。
〈Happy To Go〉と同名の偶然
今回の再発を手がけるのはレーベルのDomino。レーベル名とアーティスト名が重なるという偶然も話題だ。再発に合わせて公開される〈Happy To Go〉は、これまで発表されていなかった録音であり、この音源がまとまった形で世に出るのは今回が初めてとなる。
現時点でわかっていないこと
再発盤の発売日、フォーマット、価格といった詳細は、情報元の記事では明らかにされていない。続報についてはレーベルの公式アカウントや公式サイトの発表を確認してほしい。